子どもの頃に様々なスポーツを経験すること、沢山の趣味を持つことは大事なことだと思います。話を聞いて簡単に調べたことではありますが、アメリカでは『シーズンスポーツ』という文化が主流にあるようで、子どもの頃に様々なスポーツを掛け持ちで体験しているようです。

 

例えば、野球とアメフト、フットボール、スキーなど、シーズンごとにスポーツを変えながら経験するようです。これは子どもに限らず、大人も。そして、プロ選手ですら。

 

『シーズンスポーツ』、つまり色んなスポーツに触れることのメリットは、様々なスポーツをやっていく中で、それぞれのスポーツの身体の使い方や身のこなしが備わり、将来的な怪我のリスク低下へも影響が出るとのことでした。同じ筋肉ばかり使っていると、そりゃ疲弊していきますよね。また、ボディバランスを鍛えるという観点からもメリットは多そうです。手でボールを扱ったり、足でボールを扱ったり。投げたり、蹴ったり、走ったり。それぞれのスポーツでいろんな感覚も養うことができます。

 

また、幼少期から色んな競技に触れることで、子どもたち自身がどんなスポーツに興味があるのかなど、幅広い選択肢の中から自分自身でどのスポーツを選ぶかを決断させられることもメリットとしてあるようです。僕自身は、この『決断』を子ども自身に促すことこそ、子ども達が今後社会の中で生きていく力として必要な能力であると考えています。

 

これから子どもが生きていく中で必要なこととは何なのか?ここから考えをスタートさせて、大人たちが力を合わせてよりよい環境を作っていくべきです。競技力の向上(競技志向)も大事ですが、どんな大人になるのかの方がより大事です。つまりは、勝利至上主義からの脱却こそがスタートにあたるのかもしれません。楽しく身体を動かす。身体を動かして遊ぶ。ここが大切なのかなと思うわけです。

 

これからのスポーツクラブの在り方を考えていくキッカケとして、アメリカの『シーズンスポーツ』はヒントとなりえるように思いました。スポーツだけではなく、趣味としての幅も広げられそうですね。子ども達にとって、明るい未来を作っていきましょう。

 

 

ほなまた。

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