15年間徳島県で過ごしていた自分にとっては、大分の雰囲気はそれに似たものがあって居心地が良かったりしています。街の雰囲気、自然の豊かさ、土手からの景色など。ほっと一息つくときに、少し懐かしい気持ちになることは少なくありません。

 

近所を散歩したり、ドライブに出掛けたり、そんなときに懐かしさを感じたりすることはあったんですが、昨日もまた同じような感覚を感じられる場所に出会いました。

 

 

そこが【マザー牧場フットサルコート】でした。ここはおもしろいフットサルコートで、なんと全てが『手作り』で作られたフットサルコートなんです。人工芝のコートなんですが、不要になった人工芝を譲ってもらい、1枚1枚敷き詰めて、コートとして完成させたとのお話でした。また、ボールが外へ出ないようにネットも貼られていたのですが、それもいい意味で手作り感があって、温かい雰囲気がにじみ出ていました。こんなアットホームなフットサルコートが近所にあったら、子ども達も喜んでボールを蹴られるだろうし、最高な環境だなって思いながら見学させてもらいました。

 

いまボク自身の練習環境はかなり恵まれていて、雨が降っても練習できる、コートの修復作業などもほぼ行わずとも練習ができちゃいます。神戸時代の練習会場だった【アスコフットサルパークMAYA】も同じように恵まれた施設でしたが、この環境でプレーすることが当たり前に思ってプレーすることは危険だなと感じていることでもありました。だから、この【マザー牧場フットサルコート】を見たときの温かいアットホームな雰囲気と、みんなで作り上げられている雰囲気が、僕にたまらなく居心地の良さを感じさせてくれました。立派な練習の場を与えてもらえる環境も喜ばしいし幸せなことでもあるのだけれど、こうやってみんなで守り、改善を繰り返しながら過ごせる環境も、整った環境とは違う幸せを感じさせてもらえます。

 

で、ここのコートの雰囲気と自然の匂いは、徳島でボールを蹴っていた頃の懐かしさを感じさせてくれました。実は、僕の父は徳島県で初めてフットサルコートを作った人なんです。(念のために補足ですが手作りではないですよ…)おそらく中学校2年生のときに完成したので、僕は中学校を卒業するまでの2年間はボール蹴り放題でした。そのコートもレンコン畑に囲まれた場所にあって、独特な田舎の匂いや雰囲気、虫の声が響く場所にありました。そんな雰囲気が、昨日訪れた【マザー牧場フットサルコート】ともリンクすることがあって、昨日は懐かしさを感じつつ、原点に戻った感覚もあり、ほっこりした気分を感じていました。

 

 

僕はいつかフットサルコートを持ちたいっていう夢があります。それはきっと徳島に父がフットサルコートを作ってくれた影響です。『フットボール』が共通の話題として仲間が集まって、ボールを蹴ったり、話したり、お酒を酌み交わしたり。そんな時間が最高に楽しかったんです。だからこそ、共通の趣味をもったり、気のしれたたくさんの仲間が集まれる場所に、フットサルコートが一つのツールとしてあれば最高だなって想いから、そんな夢に繋がっています。そんな夢を実現させるためにも、昨日訪れた【マザー牧場フットサルコート】はいいヒントを与えてくれました。またワクワクが増しちゃいました。笑

 

ほなまた。

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