高校サッカー時代に【プロジェクトX】を見て感想文を書いていたことを思い出し、今日は【プロフェッショナル仕事の流儀】があったので、番組を見ての感想を書いていきたいと思います。懐かしい作業なので、わくわくした気持ちで書き進めていけそうです。

 

今日のプロフェッショナルは広島の『お好み焼き職人』市居さんのお話でした。たくさん書くことがあるので(笑)4つに分けて書いていきたいと思います。

 

まず一つ目は、『掃除』についてのことです。番組の冒頭辺りで出てきたのですが、市居さんはオープン前に必ず掃除を行うことから仕事をスタートさせます。お好み焼きに欠かせない鉄板を掃除することはもちろんのこと、換気扇など客目につかない箇所まで懸命に掃除されている姿がありました。『なぜそこまで掃除にこだわるのか?』という質問に対して、市居さんは『見えるとこから見えないとこまで行うことが当たり前』だとおっしゃっておられました。この言葉を聞いて感じたことが、『外面ばかりを気にする人は二流、内面も鍛えることが大切』だということです。少し話が違う点もありますが、『見える、見えない』を理由にすることなく、自分自身が納得した状態でお客さんを“もてなしたい”という背景が見えてきました。この精神こそが、プロとして持つべき精神の一つなように感じました。また、『戦う準備』という点においても、万全を尽くして挑むことの必要性を感じたお話でもありました。

 

二つ目は、『一生懸命に打ち込むことがオリジナルに繋がる』という言葉で、市居さんからお弟子さんに向けて課題を与えたときに話されていたメッセージでした。お弟子さんに向けて、一つオリジナル商品を作るように指示を出したのですが、これは決してメニューを増やすことが目的ではなく、真の狙いは新メニューを作る作業において、一生懸命に取り組むことで得られる心の成長を見越してのメッセージだったんです。目標に向けてとにかく一生懸命に打ち込む。これこそが大きなものを得られる秘訣なようにも聞こえてきました。

 

そして3つ目が、『お好み焼き職人を目指すお弟子さんが、安心して修行できる環境を作るために寮を建設している』という計画についてです。これを聞いたときは思わず『かっこええ』って言っちゃいました。つい最近、勉強した言葉に【仁】という言葉があります。この【仁】という言葉は『思いやりの心』という意味で、まさに市居さんやん!って思ってしまったくらいです(笑)市居さん自身も日々探求を繰り返し続けておられる。『探求無くして、前進なし』という言葉をおっしゃられているとおり、毎日自分で焼いたお好み焼きを食べて研究をし続けているようです。ただ、自分自身が探求し続けることと並行して、後輩を育て、それぞれが自立することへの助けも忘れない。ただただ、憧れを抱き、胸を打たれるプロジェクトでした。

 

最後の4つ目は、市居さんにとってのプロフェッショナルとは?という質問に対しての言葉で『プロフェッショナルとは楽しみ続ける人。笑顔が大切なんです。』という言葉です。努力をする人は楽しむ人には勝れない、なんて言葉もあります。心から仕事を愛して、心から仕事を楽しむ。決して損得で物事を捉えることなく、自然と笑顔が溢れる環境を目指していきたいと思いました。

 

こういう番組はいつ見ても熱いものを感じさせてくれます。いま僕自身も、目標をもって、自分自身に課題を課して毎日の生活を送っています。これも全ては己を鍛えるためです。これは決して一人事ではなく、周りとの関りがあってこその鍛錬、成長だと捉えています。一人だけで鍛えることには限界があるので。まだまだ道半ばではありますが、【仁】の心を大事に、常に人としての成長にこだわった時間を過ごしていきます。

 

これを機に【プロフェッショナル仕事の流儀】を見て、感想を書き残していくのもありだな。昔を思い出しながら文書くのも楽しかった。笑

 

 

ほなまた。

Twitterでフォローしよう