あっという間に今日から12月。2020年も残り1ヶ月と思うと、なんだかんだで時間が経つのって早いって感じますね。だけど、今年はやり残したこともないな。充実していたというよりは、やれることが狭まってしまったその範囲内では精一杯やったって感覚かな。だから今年はあれもこれもやっておかないとっていう焦りはありません。私生活ではゆっくり、選手としては5試合突っ走って締めたいと思います。

 

今日はおもしろい話を聞いて。Voicyっていう音声メディアの代表である緒方さんのお話で。ビジネスの形には漁業系と農業系があるってお話。漁業系は、『すでに商品があって、ニーズもマーケットもある中で利益を獲得する系』つまり奪い合いになるってわけ。対する農業系は、モノを生み出し、人が必要としてくれることで利益が生まれる形』つまりは新しい価値を生み出していくってこと。

 

で、これを聞いたときにフットボールにも置き換えて考えられるなと思って。いい選手を獲得してチームを構築していくのか、アカデミーから選手を育成しながらチームを構築していくのか。どっちが良い悪いではなくて、サッカーでもフットサルでもそれぞれの目指すべきチームカラーってあるよなって話。

 

ただ、個人的には農業系の形が好みで、フットボールに置いても選手を育成しながらチーム作りをする方が楽しそうだと思ってる。もちろん結果が求められている世界で戦っている上で、育成だけでは目指す結果に追いつかないってことも考えられるから、カテゴリーやチームのビジョンによっては理想だけでは難しいことも沢山あるんだろうけど。やっぱアカデミーから育って活躍したりとか、サテライト選手が活躍したりだとかいう方がクラブとしても夢ももてて楽しそうだなって思う。

 

っていうか、そもそも自分自身が試合に出られない時期を長く経験しているからこその想いなのかもしれない。中・高6年間の時期、神戸のサテライト所属からトップチームでも試合に出られなかった時期。ほんまに悔しい思いを沢山してきたからこそ、同じような境遇の選手に頑張ってもらいたいって思う気持ちが強かったり、クラブの生え抜きの選手を大事に育成したいとかって気持ちが強いんかも。(ただの願望かもしれない…笑)

 

まぁそんな思いが根底にはあるからこそ、いまは試合に出れていない選手には特に頑張ってもらいたいって思うし、サテライトから練習参加してくる選手にも頑張ってもらいたいって思ってたりする。それぞれの可能性を広げてもらいたいし、チャンスを掴み取ってほしいから。んで、またいつか自分でクラブを作りたいって目標もあるから、そのときも沢山の選手に可能性を広げてあげられる場所と時間を提供できるようにしたいなって思う。そのためにも今学べることを学んで、経験して、自分の肥やしとして蓄えていきたい。

 

 

これ何年前やろか?このときはメンバーも凄くてメンバー争いで苦労したけど、今となってはいい思い出になってるし、このときの経験が今になって活きてることもあるのかもしれない。あ、この写真見て思い出したのでこれも貼っておこう。

 

 

よく似た写真(笑)

 

結局、漁業系と農業系の話からはだいぶ逸れましたが(笑)新しい価値を生み出す仕事って楽しそうだなってとこで今日は終わらせてもらいます。

 

ほなまた。

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