今日は週一回の公園サッカーの日。

 

神戸市内で活動しており、1年生~6年生までが同じ時間に、1時間20分の練習をしています。

 

公園で子ども達とサッカーの練習するのは、ここの場所が初めて。個人的な感想になりますが、フットサルコートのような場所に比べて、子ども達の集中力を保ったり、練習の質を保つことが難しいです。また、学年幅が広いことで練習メニューの組み立てが難しいとも感じています。だからこそ、この環境での練習は、指導者としてのクオリティがより求められるように思います。

 

小学生サッカー(1年生~6年生)

 

①ゲーム

 

いつもこの会場ではゲームからスタートしています。理由は、なるべく多くの時間、”サッカーをする”時間を確保したいからです。週一回しかない練習。各々に自主練習をしている選手もいるかもしれませんが、ここでの練習時間以外の時間で、おそらくゲームができる機会は少ないでしょう。サッカーの本質の部分である、『ゴールを奪う・守る』を大事にさせたい。また、試合でいいプレーを発揮したり、反省点・改善点を見つけて、次への肥やしへとすることも大切なことです。だからこそ、この会場では、ゲームの時間をなるべく多く確保するために、ウォーミングアップを兼ねてゲームをしています。

 

練習時間:20分

 

②ボールタッチ

 

この日は先週の振り返りも含めて、ボールタッチからスタートしました。

 

・足替え

・ふりこ

・ふりこロール

・インアウト(片足で)

・インアウト(両足交互に)

 

今日はここまで。これから少しずつ練習する種類を増やしていきたいと思っています。子ども達もできること、できないことがハッキリしてきました。できることはスピードを上げたり、質を高めたり。できないことや苦手なことは、とにかく何度もチャレンジしてみる。また、上手な人のプレーを見る、真似する。これは子どもでも、プロでも、きっと同じことが言えるんじゃないかと思っています。

 

練習時間:10分

 

③サバイバル(スマブラ)

 

ここのスクールでは【スマブラ】と呼んでいます。笑

 

ルールは、グリッド内でドリブルをしながら、自分のボールを蹴りだされないように注意を払いながら、相手のお友達のボールをグリッド外に蹴りだすという遊び。最後まで残った一人がチャンピオンです。

 

この遊びでは、まずドリブルで思い通りに転がせる技術が必要です。そして、相手を見ながらドリブルをしなければいけないため『ルックアップ』の能力も養うことができます。なにより『駆け引き』が多く起こるため、自然と子ども達自身で『勝つ方法』を見つけるようになります。技術の高さも必要な練習に違いありませんが、賢さやズルさを持った選手が最後まで残る傾向にあります。(完全なる主観です。)

 

練習時間:10分

 

④シュート

 

今回のシュートは、シンプルに、アウトサイドでボールを運び出してシュート!これを僕は『よーいドン』でシュートをする、という表現をしています。しっかりステップを入れて(踏み込んで)ボールを押し出す。で、このときに今日伝えた注意点としては、①勢いよく押し出すこと、②ボールを押し出す長さに気を付けることでした。

 

①勢いよく押し出す=スピードの変化が生まれる

 

②転がす長さ=思い切ってシュートが打てる位置を見つける

 

この練習をこれから反復しながら身につけて。ここからボディフェイントを入れたり、足元のフェイントを入れたりという動作に繋げていければいいなと思っています。まず導入として『よーいドン』。つまりは、ステップフェイントから習得を目指します。

 

練習時間:15分

 

⑤ゲーム

 

最後はもう一度ゲームを入れて終わりました。ただし、最初の10分ほどは低学年同士、高学年同士での少人数ゲームを行い、その後全体でゲームをしました。やはり高学年の中に低学年が入っていると、低学年の子ども達はボールに触れる回数が減ってしまいます。そこの問題を解決するために、少時間ではありますが、学年で切り分けてゲームを行ないました。また、試合全体としていい傾向もみられ、子ども達で試合を進める『セルフジャッジ』にも慣れてきたようで、みんなで協力しながらゲームを進められていました。今月末には交流戦も控えているということで、みんな気持ちも入って、いい試合内容でした。一人は永遠と歌を歌ってたけど。。笑

 

練習時間:15分

 

以上、今日の練習も楽しかった!

 

ほなまた。

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