東京ではコロナの感染者数が2000人超え。大分でも徐々に増えてきてる。それに加えて大寒波。明後日名古屋への移動日だけど、無事フライトされるのか。心配事は多々あるけど、試合への準備に努めます。
今週末は王者・名古屋オーシャンズとの試合。素晴らしい外国人選手がいて、日本代表の選手も多数いてる。日本で一番強いフットサルチーム。
そんなチームと戦えることって幸せなことであり、そこに勝つ試合をするために日々取り組んでいる。この相手を超えないと一番にはなれないから。だから今週末がとてもとても楽しみ。
だけど、名古屋に勝つのもそう、Fリーグで勝つって相当大変な作業で。この舞台で戦うようになって、その中で主力として戦うようになって、どうやったら勝てるかってことを常に考えるようになった。その中でやっとなんとなく自分の戦い方が定まってきたように思う。
僕は負けない戦い方を選んで、リスクを負わない戦い方を選ぶ。
見方によってはおもしろくない戦い方だと思う。だって、なんか消極的やし。
だけど、この舞台で戦う以上は勝たなければいけない。勝ちを目指さなければいけない。
そうなったときに、まずは負けないためのプレーを選択することが大切なのかなと思う。負けないためには失点を減らす必要がある。そのためにはリスクを負わないことが必要ではないかと考えてる。
例えば、攻撃時にはシュートで終わる。最後の局面でパスを選択してカウンターを喰らうリスクがあるならば、少々強引にでもシュートで終わることがベストだと考える。
セカンドポストの選手にファー詰めのパスを狙うときも、インサイドでパスを出すよりも、シュート性のボールを送って、それに合わせてもらうことを要求する。
その理由としては、パスだと相手がコントロールできて、次のプレーでカウンターに繋げられる可能性が広がるから。シュート性のボールで有ればコントロールがしづらい。ってことは、カウンターが起こるリスクが減る。
あと、自陣のボール回しでもそう。上手くいかないと思うのであれば躊躇なく前線へボールを送る。万が一ボールを奪われるとして、自陣でボールで奪われるよりも自ゴールから離れた位置でボールを失った方が失点のリスクは減る。
こんな感じ。
とにかく勝つためにリスクを負わない。失点に繋がるリスクを極限まで減らす。
とある指導者の方は、得点を奪うためにはリスクを負わないといけないという話をされていたのを聞いたことがある。
これも理解できる。
きっとタイミングだろうなって思う。タイミングを見極める力が必要かなと。
ビハインドの状況でいつまでもリスクを取らない手段を選んでいては得点の可能性は低いまま。負けて終わる。
そんなときはタイミングを伺って、リスクを負って攻撃に枚数をかけることもある。例えば残り数分の場面とか。
この試合状況を見極める力は経験によって得られるものだと思う。だからフットサルは“経験のスポーツ”なんじゃないかなって思う。競技年数を重ねれば重ねるほど見えてくるものがある。そこが面白い。
そんなこんなで、今週末の名古屋戦も勝つための最善の手段をその都度選択しながら戦いたいなーと思う。もちろん監督の指示があるし、チームスポーツだから自分勝手な判断は許されないけど。その中でもベストな選択をしていきたい。
ブサイクな戦い方だとしてもとにかく勝ちたい。
このチームで昨シーズンのリベンジを、あのピッチで果たしたい。なにより今シーズンが終わったときに、結果をもって自分たちの力を証明したいな。
あと2日いい準備します。
ほなまた。