ひぐらしの声を聞くと夏の終わりを感じ始めます。台風の影響もあってか夕方も涼しい時間が増えてきたし。少しずつ秋の足音が聞こえ始めているような。

 

そんな今日は紅白戦でした。開幕まで実戦形式の練習も数回やと思います。1回1回の練習を大切に突き詰めてやっていく。当たり前のことを当たり前に行なっていける集団を目指したいものです。かといって、開幕戦だけにフォーカスするわけでもなく、そこから約半年の長いシーズンを戦い抜き、結果を得ることが目的。そのための1試合ごとの積み重ね。一喜一憂することなく、したたかな強さを身につけたい。

 

フットサル然り、団体スポーツは決して一人の力だけでは勝てません。フットサルで話をすれば、2人でも3人でも決して勝てず、やはり5人で戦うことで勝利に近づきます。もっといえばチーム全員の力が必要です。もちろん1人の力や2人の力でゴールを決める瞬間は訪れることもあります。ただ、試合全体で考えると、そこはまた5人の力が必要になるものです。

 

技術的な上達や成長が身をもって感じるとき、少しばかり驕りが出てしまうことはあるでしょう。またフットサルでは2人組の関係は大事で、局面を打破する際には必要な武器となりえます。その2人での武器を携えたとき、2人でやれるやん!的な勘違いを起こすこともあるでしょう。

 

だけど、決して2人では勝てない。5人で意志の共有をし、チームで戦うことが必要不可欠。目先のプレーだけにとらわれず、試合全体を見て戦わないといけない。それを忘れると間違った方向に向かってしまう恐れがある。これは決していい傾向ではありません。

 

仲間を活かすこと。仲間に活かされること。

仲間を助けること。仲間に助けてもらうこと。

 

これが団体スポーツで得られる大事な要素ではないのか。そんなことを今日ふと感じる瞬間がありました。謙虚に取り組むことを忘れず、ひたむきに日々を積み重ねて、成長を感じたいものです。

 

スポーツで培える要素はたくさんあります。このスポーツを通じて経験して培ったものを、セカンドキャリア含めスポーツから離れた場面で活かすことが必要なのではないかと思っています。なんにせよ、日々の経験を肥やしとして、どんな場所でもたくましく生きていくチカラが必要です。まだまだ道半ば。勝負していこう。

 

 

ほなまた。

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