怪我は辛いものです。一生懸命に練習して、目標に向かってる中での離脱。歯痒さや悔しさ、自分への失望など色んな感情が湧いているんじゃないかと思う。
今日リリースがあったけど、若手の選手が第五中足骨骨折で手術をして、3ヶ月離脱することになった。僕も5〜6年前に同じ怪我をして、手術して、1ヶ月のリハビリを経験した。(話を聞いてると、1ヶ月で復帰って珍しいみたいだけど、あの時は試合に間に合わせるために色んな方が協力してくれてたってことなんだろうな。)
そのとき怪我をしたときにも感じたことだけど、長期離脱となる怪我をすると、自分を責めるし、周りを見て焦りをも感じてしまう。ここまでの取り組みを疑ってしまったり、チームメイトから取り残されてしまうような感覚があるもの。
だけど、今回怪我しちゃった選手のここ最近の取り組みや成長スピードは目を見張るものがあった。しかも、それは自分に厳しく課題を課して、練習時間をしっかり確保して、努力して、目標に向かって真面目に取り組んでいた結果だった。本当に頑張ってるっていうのが伝わってきていた。
だからこそ残念ではあるけど。だけど、ここまでの取り組みは決して間違ってなかったと思う。ここまで努力してきた時間には自信を持って欲しいし、また復帰すれば、同じように努力を続ければ必ず求めているモノを掴めるはず。偉そうにも、、そんなことをメッセージとして伝えさせてもらいました。
まだまだ若いし、かといって周りの同い年の連中で結果を残している選手もいるし。きっと色んな感情が湧いているだろうけど、自分自身に目を向けて、リハビリから最大限の努力を積み重ねていって欲しいなって思う。
悔しさって使い方次第で物凄い大きな力に変えることができる。その選手もきっとド根性精神で這い上がってくるはず。復帰してくるその日を楽しみに、僕らはピッチで成長を続けていきたいと思う。みんなで頑張らないと!
いよいよ明後日、有観客でのホームゲームが行われます。そして、ここから7日間で3試合を戦うことになる。初めてのレギュレーション。メンタル、コンディションともに最高の状態をキープして、3試合で勝ち点9を目指して戦っていきたい。そのためにやれる準備を全てやりきる。
ほなまた。