7月27日(水)
勇気と不安
今日とあるYouTubeで、為末大さんが「アスリートってグラウンドに立つと勇気があるけど、外に出ると不安になる」ってお話をされていましたが、まさにその通りだなと思いました。
僕自身も現役時代、ピッチに立っている時は勇気を持って決断することができるようになりました。が、いま社会に出てみると、まるで自信がありません(笑)理由を考えてみると、圧倒的にチャレンジした回数が少ないからかなと思っています。正確には、まだチャレンジできていないと言ってもいいかもしれません。心のどこかで失敗を恐れているんでしょうね。
あくまでもこれは自分の話ですが。フットサルにおいても試合に出れていない時は、勇気を持つことも、自信を持つこともできていなかったです。これも紐解いていくと、社会に出た今の状況と同じなのですが、やはり失敗に恐れていたのかなと思います。だからこそ、チャレンジする回数を増やして、失敗しても次に活かせば良いくらいの心構えが必要なように感じます。
少し話はそれますが、子ども達へ指導するときに心掛けていることとして「安心して失敗ができる環境・状況を作る」ということがあります。これは、「失敗してもOK‼︎次にまたチャレンジすればいいんだよ」というメッセージを伝え続けるための環境づくりです。この環境を作ることで子ども達が主体的になり、自らの意志で決断し、行動していけるようになるのではないかと考えています。
はて、自分に置き換えるとどうなのか?子ども達よりもチャレンジして、実験して。そんな姿勢を大人は示し続けていく役目を担っているはずです。改めて自分自身を見つめ直し、失敗してもやり直せば大丈夫!何度もチャレンジしながら、勇気を持って決断・行動できるようにならなくてはいけませんね。そんな大人の姿勢を見て、子ども達も気付くものがあるのかもしれません。振り返ると、父のチャレンジし続ける姿も、母の懸命に支えてくれいた姿も鮮明に覚えているもんな。
とにかく勇気と覚悟を持った行動をし続けること。それこそがスポーツで培える能力だと思うので。