もう10年か。
あのときは全日本フットサル選手権の予備メンバーで代々木体育館に行ってて。
メンバー外で客席から応援して、チームは負けて。
ロッカールームでミーティング終わったタイミングくらいで揺れ始めた。
もの凄い揺れで、慌てて外に出たような記憶が。
その日は結局ホテルで宿泊することになったけど、ホテルまで車が大渋滞で、徒歩で2〜3時間掛けて戻って。
ホテルでもひたすら揺れてて。
でも、あんな津波が悲惨なことになってるなんて思ってなかった。
ちなみにホテルも宿泊する人が溢れてて、1人部屋に2人ずつ寝て、少しでも多くの人が泊まれるようにしてた。
みんなが少しずつ協力することの大切さを振り返ってみると学ばされたように思う。
兵庫県出身だけど、阪神淡路大震災も徳島で被災したから、そこまで被害も大きくなくて。
だけど、両親が慌てて、僕らの上に覆い被さってくれてたことは幼いながらに記憶してる。
年月が経つにつれて、少しずつ忘れてしまうことは増えるんだろうけど。
糧にすべきことや、辛い思いをした人の気持ちは決して忘れてはいけないこと。
自分がやれることってなんだろうとかって思うだけで、結局、行動まで行き着いてない。
だけど、今回の決断を機に、少し視野を広げて物事を見る機会を増やしていく。
まずは行動やな。
ここのコートで練習するのもあと1回。
3シーズンあっという間だった。
怪我なく、しっかり楽しんで蹴り納めます。
この木は桜の木。
桜が咲くのを見てから離れられるかな。
しみじみとシーズン最初を思い出す。
ほなまた。