『いまはとことん苦しむ時間。この時間がきっと自分を磨くことに繋がるから』って思いながら応援している選手がいます。いま彼は間違いなく苦しい時間を過ごしていると思うし、なにをどうすればいいのか解決策を見出せていません。でも、いまはそれでいいと思ってます。苦しみながら、心も体も痛めつけながら未来に向かって進んでいくからこそ、道がぱっと見える瞬間がくると思うので。それに加えて、いい経験をしてきた先輩が見守ってくれているし、相談に乗ってくれているのだから。きっと大丈夫。
ここまで選手を続けてきた中で自分自身も沢山苦しんできたし、周りで苦戦を強いられている選手もたくさん見てきました。だけど、スラムダンクの安西先生の言葉じゃないけど、あきらめた時点で試合終了のホイッスルが鳴るのであって、粘って粘ってやり続けることで拓ける道もあります。もちろん次のステージにスパッと切り替えて辞めるもあり。だけど、少しでもやりたい気持ちがあるなら、まずはいまの居場所でとことんやれることをやることが必要かなと。たとえ場所を変えるとしても、いまの時間を大事に過ごすべきです。
そんな苦しいときに持つべきものとして、自分の『型』を持つことってアリなんじゃないかなと最近思っています。俗にいうルーティンと呼ばれるものです。この『型』があれば、苦しいときに自分自身をすがる（そこへ逃げ道を見出す）ことができるじゃないかと思ってて。一つの武器を磨くための個人練習もそう、週に回数を決めて行う筋力トレーニングもそう。なにか自分自身が没頭できるものを見つけ、目指す作業こそが、目標に向かって頑張り続ける源となりえるのではないかなと思ってるんです。これは競技だけではなく、あらゆる場面で言えるようにも思います。
ただ、これも仮説であり、まだ答えはでていません。これを検証すべく、これからも練習で自分自身を実験し続けようと思うし、周りを観察し続けていこうと思ってます。こんなことを考えて練習に臨むと、あっという間に時間が過ぎちゃうものです（笑）なので最近は、物足りない感じで終わってしまいます。だけどだけど、充実してます。楽しいです。
さて、明日はyo-yoテストです。根性出して走ってきます。
噂によると、陸上部も復活するとか。やばいって。
ほなまた。
