今日の練習では珍しくピリついた場面があった。
理由はコーチングの少なさ。声を出さないと連携が高められない。プレーが上手くいく確率は下がる。
いまのチームは攻守ともに優れた能力を持っている選手は多い。ただ、フットサルは個人競技ではなくチームスポーツ。てことは、一人で完結させることよりも、グループで完結させる能力が求められる。
そこで必要なのがコーチング。そしてレベルが上がれば上がるほど、そこの質が求められ始める。
実際、僕も元々は喋れるタイプの人間ではなく。ずっと喋れ、喋れと言い続けられてきた。ただ、そのときは自信もなかったし、何を伝えればいいのかすら理解できていなかったんだと思う。
ようやくここ5年くらいで味方を動かすことを覚えて、守備で“ハメる”という能力を習得できるようになった。
この味方を動かすことを覚えるとプレーの幅も広がるし、なによりプレーが楽になった。そして同時に、自分が活きる、活躍できる場面も増えた。だから不思議と目に見える結果としてもいい成績を残せるようになった。
いまのチームは若い選手がかなり成長して、20〜23歳くらいでチームの中心としても活躍が光り始めている。
だからこそ、もうワンステップ階段を上がるためにも、成長スピードのギアを上がるためにも、守備で周りを動かす能力を身につけて欲しいなーて思う。
みんな能力高いし、器用だからすぐにできるはず。少々の嫉妬心を抱きつつ(笑)まだまだ伸び代に期待してます。
とかいう僕自身は、どうやったらそんな経験の少ない選手が守備で味方を動かす能力を身につけることができるのかを考えていきたい。
あくまでも今は指導者ではなく、選手。
そこを間違えたらいけないなーというのが今日の反省点。周りも成長しつつ、僕も選手として成長する。結果を残す。
そんな環境作りの手段を、残り数回の練習で見つけたいなぁ。なんて思ってます。
ちなみにノックアウト方式の全日本選手権に向けて、練習の最後にPKの練習も始まりました。
僕は正直苦手意識があります。笑
それは、2年前の全日本選手権で外しているから。このときは味方GKが止めてくれて、辛うじて勝つことができたんだけど。
あのPKを外したときの気持ちを今でも忘れられなくて。だから苦手というかトラウマに近い感じかな。
だけど、もう一度チャンスがあるなら蹴りたいって思う。そして、決めたい。こんな些細なことやけど、きっと決めることができれば、少し成長した自分を感じられると思うから。
だけどだけど、PKではなく、40分間で決着をつけられるように戦うけどね。
今年の全日本選手権では、バサジィ大分の強さを感じてもらえる大会にしたいと思ってる。
あと3日後。楽しみです。
ほなまた。