今日は写真で説明してみよう。

 

キックインでのシュートパス編。

 

いい素材写真を頂いたので、それぞれの写真での狙い、考えてることを写真とともにお伝えしてみます。

 

では、スタート!!

 

セットプレーでのナンバーリングがされて走り出したシーン。ゴール前での他の味方選手の動き出し、相手選手のポジショニングを確認しながらボールの位置へ向かってます。

 

味方、相手選手ともにそれぞれに狙っているポジションを想定して、どこに蹴り込むかを最終決断します。最終決断といえども、ここではまだやんわり決断です。答えは後ほど。

 

蹴り込む場所を決断したので、次はボールの場所を最終確認する場面です。ボールまでの距離から逆算して、歩幅を決めます。足の置きどころを決めます。

 

歩幅も、足の置き場所も決まった。あとはボールのどこを蹴るかを確認している場面です。ボールのどこを蹴れば、どの質のボールが、どこに飛ぶかは、ある程度感覚として持ってます。何度もボール蹴って感覚を掴みましょう。

 

良いか悪いかはわかりませんが(笑)僕の場合、最後インパクトする瞬間は、中(味方、相手)の状況を見て微調整します。イレギュラーな動きがあった場合はボールの蹴る(当てる)場所を変えて対応してます。ただ、キックの調子が悪いときは、ボールをしっかり見て蹴ることだけに集中してます。つまり、このときは調子が良かった日です。笑

 

キックはフォロースルーと言って、蹴った後の足の運びも大事だと言われてます。蹴った後、足を高く上げればボールは上がりやすい、低ければボールはグラウンダーに近い質になるかと。このときはだいたい膝の高さを狙って蹴ってます。というのも、膝の高さのボールは事故が起こりやすいので。もちろん味方に合わせることはファーストチョイスですが、セカンドチョイスとして事故も狙ってます。

 

そんな感じで、この3秒くらいの中でも意外と駆け引きしてたりするんです。何の目的もなく蹴ってるってことはほぼありません。それはインプレー中もそうだし、セットプレーでもそうです。こんな小さな駆け引きが目まぐるしく行われていると思うと面白くないですか?(笑)しかもピッチに立ってる選手全員が考えている。それぞれその瞬間に何を考えているか理解できれば絶対に面白いし、それを想像してみるだけでもワクワクすると思う。華やかなスキルもそうですが、小さな駆け引きの連続がフットサルの魅力だということを知ってもらいたい。

 

またいい写真を頂いたときはこんな説明する回も入れ込んでいきます。

 

ほなまた。

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